公益社団法人有機合成化学協会 SSOCJ - The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan

豊かな明日を創る有機合成

講演会「AIと有機合成化学」終了しました

講演会「AIと有機合成化学」終了しました
主催

有機合成化学協会

日時

[終了]平成29年7月4日(火)
【第Ⅰ部】 13:00~17:30 【第Ⅱ部】17:30~20:00

場所

【第Ⅰ部】化学会館・7Fホール
[千代田区神田駿河台1-5/TEL.03-3292-7621(有機合成化学協会事務局)]

 

【第Ⅱ部】ナポリの下町食堂御茶ノ水店
[千代田区神田駿河台2-1-45 ニュー駿河台ビルB1/TEL.03-3291-3601]

交通

JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅、御茶ノ水橋口より徒歩5分

参加定員

【第Ⅰ部】定員120名(第Ⅰ部のみの参加 50名)  /【第Ⅱ部】定員70名

AI(artificial intelligence、人工知能)は、社会の様々な分野に大きな影響を与えようとしています。有機合成化学の分野においても、大きな変革をもたらす技術として、避けて通れないものとなると予想されます。本講演会では、これからAIがどのような役割を果たすことができるのか、その可能性と方向性について、AI化学のフロントランナーの先生方に講演をお願いいたしました。有機合成化学および関連する広い分野の方々の積極的なご参加をお願いいたします。

プログラム

【第Ⅰ部】話題提供・講演(於;化学会館7Fホール)[13:00~17:30]

※演題は講師の都合で当日までに変更となる場合があります、ご了承下さい。

開会挨拶 13:00~13:05 本会事業委員長/北里大学北里生命科学研究所教授 砂塚 敏明

趣旨説明 13:05~13:20 京都大学大学院工学研究科材料化学専攻教授 松原 誠二郎

  1.  (13:20~14:05)
    「データ駆動型化学へのパラダイムシフト」

    東京大学大学院工学研究科化学システム工学専攻教授 船津 公人

    従来、順方向の予測、つまり与えた構造から、材料の評価、物性推算はできても、逆に目的物性を持つ構造、材料候補の提案(逆解析)は難しかった。近年この逆解析こそがデータ駆動型化学に求められる重要項目と理解され始めてきた。さらに「何を作るか」から、それを「どう作るか」、そしてそれを安定した品質で生産するための生産プロセス監視と制御に関わる課題に迅速かつ効果的に対応するために、いまやデータ、情報の積極的活用が不可欠となってきた。これらのことについて事例を通してご紹介する。

  2.  (14:05~14:50)
    「創薬化学における人工知能の展望」

    京都大学大学院医学研究科人間健康科学専攻ビッグデータ医科学分野教授/
    理化学研究所副プログラムディレクター/
    ライフインテリジェンスコンソーシアムLINC代表 奥野 恭史

    Google社のDeep LearningやIBM社のワトソンの出現により、近年の人工知能技術のパフォーマンスと可能性にさまざまな分野が大きな期待を寄せている。演者は、約10年前より人工知能・機械学習技術の創薬応用に着手してきた。本講演では、標的タンパク質に対して活性化合物の化学構造を自動に生成するAIなどの演者の開発事例を中心にAIの創薬化学応用について展望を紹介する。

  3. 休憩 14:50~15:10

  4.  (15:10~15:55)
    「触媒の発見から産学連携による実用化、キャタリストインフォマティクスへ」

    産業技術総合研究所材料・化学領域触媒化学融合研究センター長 佐藤 一彦

    本講演では触媒の発見、産学連携による実用化に加え、キャタリストインフォマティクスによる触媒の自動発見への期待についても述べる。新しい触媒は論文を読み作業仮説を立て、表面科学や計算科学の知見を得て、実験を繰り返して発見できるものであった。しかし、過去の論文やノウハウをビッグデータ化し、AIを活用して触媒を効率よく発見できれば、研究開発期間の大幅短縮や、触媒に関する学術の発展にも貢献できると考える。触媒化学と表面科学・分光学、計算科学が三位一体となり、AIがそれらを結びつける研究開発が必要となる。

  5.  (15:55~16:40)
    「人工知能技術による機能分子・物質設計」

    東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻教授/
    理化学研究所革新知能統合研究センター分子情報科学チームリーダー 津田 宏治

    望みの機能を持つ新たな分子・物質を設計することは、科学的・産業的に大きな意義を持つ。重要な対象としては、核酸・タンパク質などの生体高分子や、金属・セラミック・ナノ粒子などの無機物質、創薬で重要な低分子有機化合物などが挙げられる。ベイズ最適化やモンテカルロ木探索などの人工知能技術を用いた自動設計は、近年注目を集めているが、未だ科学界・産業界に浸透しているとは言えない。本講演では、様々な対象の設計問題が、ブラックボックス最適化という共通した数理基盤の上で扱えることを指摘する。さらに、データからの機械学習、膨大な空間を効率的に探索する離散アルゴリズム、物理法則から物性値を正確に予言する第一原理計算の強力な組み合わせにより、様々な分子・材料設計問題が解けることを示す。具体的には、金属界面の構造最適化、複雑なナノ構造を持つシリコン・ゲルマニウム合金の自動設計、モンテカルロ木探索によるRNA配列設計などの適用例を述べる。

  6.  (16:40~17:25)
    「バイオ×デジタルの融合がもたらす、ものづくり産業の革新」

    経済産業省商務情報政策局生物化学産業課課長 西村 秀隆

    近年、バイオ分野の技術革新が急速に進んでいる。生物情報とAIやIoTといった情報技術の融合が、生物機能の解明を加速し、生物の持つ潜在的な能力を引き出すことを可能としつつあり、医療、物質生産、エネルギー・環境、農畜林水産など幅広い分野の革新につながりつつある。本講演ではとりわけ、ものづくり産業の革新の可能性と、その実現に向けた今後の政策展開について紹介したい。

閉会挨拶 17:25~17:30 
本会会長/京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻教授 吉田 潤一

【第Ⅱ部】情報交換会(於;近隣施設にて開催予定)[17:30~20:00]

総合司会
 本会副会長/富士フイルム(株)化成品事業戦略室シニアエキスパート 山川 一義

第Ⅰ部を踏まえて、さらに講師の先生方との個別の質疑応答や討論等をこの場で行う予定にしております。

参加費

区分

第Ⅰ部
(話題提供・講演)

第Ⅱ部
(情報交換会)

本会会員:企業関係  5,000円

5,000円


本会会員:大学・官公庁関係  3,000円
会員外 15,000円

こちらのフォームよりお申し込みください

①【第Ⅰ部;話題提供・講演】のみ参加 » 参加登録申込へ
※第Ⅰ部のみ参加は定員に達しましたので締切ました(6月13日)

②【第Ⅰ部;話題提供・講演】&【第Ⅱ部;情報交換会】へ参加 » 参加登録申込へ
※第Ⅰ部&第Ⅱ部参加は定員に達しましたので締切ました(6月21日)

送金方法

  • 郵便振替( 00100-1-157690 )
  • 銀行振込(みずほ銀行神田支店普通預金 NO.1620638 ・公益社団法人有機合成化学協会)
                ※カナ表記は シャ)ユウキゴウセイカガクキョウカイ です

※お振込は必ず事前にお願いします。
※ご請求書、領収書が必要な場合備考欄へお書き添えください。
※恐れ入りますが、振込手数料はご負担ください。

 

申込先・問合せ先

  • 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5
  • 公益社団法人有機合成化学協会「AI講演会係」
  • TEL.03-3292-7621 FAX.03-3292-7622
  • e-mail:syn.org.chem@tokyo.email.ne.jp
ページ更新日
2017年07月04日