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10月6日にノーベル化学賞2021の発表がありました

今年の受賞者は、Benjamin List(Director of the Max-Planck-Institut für Kohlenforshung, 北大特任教授)、David W. C. MacMillan(Professor of Princeton University)、のお二人です

今回ご受賞されたお二人は本会ととてもご縁の深い方々です。

光学活性な化合物を合成するためには,キラル金属錯体あるいは,生体触媒が一般的に用いられていました。List博士とMacMillan博士は、キラルな有機小分子を触媒として用いた不斉反応を2000年のほぼ同時期に発表しました。この2つの発表を契機として,不斉触媒能を有する有機小分子(有機触媒)を触媒として用いた研究が世界的に大きく広がりました。金属錯体は,高価であったり毒性があるなどの問題点がありましたが、有機触媒は、金属を含まないために環境に優しく、また比較的安価であり、医薬品、香料、農薬などの様々な化合物の合成に用いられるようになりました。有機触媒は、金属触媒,生体触媒に次ぐ、第三の触媒として注目を集めています。
なお、List博士は本会の「2013年度Mukaiyama Award」を受賞
一方のMacMillan博士は「2007年度Mukaiyama Award」を受賞、さらに「2017年度高砂香料国際賞(野依賞)」も受賞されています。