イベント - 協会本部 –
【研究部会員限定】「AIと有機合成化学」研究部会 第16回勉強会 <ハイブリッド形式>
- 日時
- 2025年10月31日(金) 14:00~19:15 (予定)
- 場所
- 会場:ワイム貸会議室お茶の水 Room A+B
(東京都千代田区神田駿河台2-1-20 御茶ノ水安田ビル4F)
〔交通〕JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口 徒歩2分
- 主催
- 有機合成化学協会
プログラム
14:00~14:05 挨拶
開会の挨拶: 大森 建(研究部会代表幹事、東京科学大理)
14:05~15:05 講演(1) [60分] ※Zoom配信無し(現地会場での講演のみ)
田邊 祐介 先生(三菱ケミカル(株) MMA&デリバティブズビジネスグループ 戦略企画本部 DX推進部)
『ベイズ最適化を活用したclosed-HTS-loopによる触媒反応開発の高速化』
三菱ケミカルでは自動実験設備や高性能計算機の社内への導入やオープンイノベーションによる外部連携も活用して、デジタル化と自動化による研究開発加速に向けて取り組んでいる。講演では、産総研との共同研究によるハイスループット実験とベイズ最適化の活用を鍵とする closed-HTS-loop による高速触媒反応開発事例を中心に紹介する。
※休憩(10分)
15:15~16:15 講演(2) [60分]
吉村 大 先生(中外製薬(株) モダリティ基盤研究部 研究員)
『MALEXA®:Machine LEarning x Antibody
AI技術を用いた抗体創薬』
創薬分野における近年の機械学習技術の進展は目覚ましく、従来の創薬プロセスの効率化と革新に期待が寄せられている。中外製薬においても、従来より構築してきたハイスループットな実験プラットフォームから得られるデータに対して機械学習技術を適用し、新たな価値の創出を目指しており、その取り組みや付随する技術群をMALEXA® (Machine LEarning x Antibody)と総称している。本講演では、ベイズ最適化という機械学習技術を用いた効率的抗体最適化の事例などを挙げ、MALEXA®の紹介を行う。
※休憩(10分)
16:25~17:25 講演(3) [60分]
高橋 啓介 先生(北海道大学大学院理学研究院 教授)
『マテリアルズインフォマティクスからロボティクスへ:現在地と未来』
マテリアルズインフォマティクスは成熟期を迎え、触媒・計測インフォマティクスへの展開に加え、ハイスループット実験、ロボティクス、機械学習非依存型アプローチなど多様に進化している。本講演では、実験・理論・情報科学の融合がもたらす現在地とその意義を俯瞰し、次世代材料研究の方向性、社会実装への展望、そして研究者に求められる新たな視座を考察する。
17:25~17:30 中締めの挨拶
【ここ以降、会場参加者のみ、近隣レストランに場所を移動して】
17:45~19:15 情報交換・交流会
講師、会場参加者、部会幹事による情報交換・交流の時間
講師の先生方と交流できるまたとない機会となりますので、ぜひ現地参加をご検討下さい!
19:10~19:15 閉会の挨拶
担当幹事(順不同):
大森 建(東京科学大理)、押山 智寛(コニカミノルタ)、海谷 雄士(第一三共)、 美多 剛(北大ICReDD)、二村 恵朗(富士フイルム)、中田 雅久(早大院先進理工)、深瀬 浩一(阪大院理)
参加・視聴対象者
研究部会員(個人部会員 および 法人部会員*)に限定
(*法人部会員:各社1口あたり3名まで)
開催方式
会場(対面)およびオンライン(Zoom)配信のハイブリッド形式
※ただし、田邊先生のご講演は、Zoom配信はなく当日現地での聴講のみです。
※録画動画の後日視聴は、今回ありません(当日の講演のみです)。
参加申込
研究部会員あてにお送りするご案内メールに記載の「Web申込みフォーム」にてお申し込みください。
申込締切:2025年10月25日(土)
参加費
部会員(個人、法人)は勉強会参加費無料
情報交換・交流会の参加費は、一人4,000円(当日受付でお支払いください)
※勉強会の録画録音、画面のキャプチャ、勉強会および動画URLの無断共有は固く禁止させていただきます。
お問合せ
- 有機合成化学協会 「AIと有機合成化学」研究部会 事務局
- TEL 03-3292-7621、Email:ssocj-event@ssocj.or.jp