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【研究部会員限定】「ニューモダリティと有機合成化学」 第8回勉強会  終了しました

日時
2022年12月8日(木) 14:00~17:40 定員:100名
 [勉強会]14:00~16:50(部会員対象:参加費無料)
 [交流会]16:50~17:35 交流・情報交換会(同会場にて、飲食なし)
場所
会場:ワイム貸会議室お茶の水 RoomA+B (※オンライン配信はありません)
(東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビル4F /TEL 0120-311-104)
〔交通〕JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 御茶ノ水橋口 徒歩2分
主催
有機合成化学協会

創薬の世界でモダリティの多様化が進む中で、新しいモダリティの創出・展開に有機合成化学が多面的に重要な役割を果たしています。今回の勉強会では、各種モダリティにおける新展開として注目されている革新技術に焦点をあて3名の講師の先生方をお招きし、「新しいバイオロジクスの創製」、「核酸デリバリー素材の設計」、「新規なバイオナノトランスポーター」についてご講演頂きます。またプログラムの最後には講師の先生方を囲んだ交流・情報交換の時間を設けました。名刺交換していただくなどネットワーキングの機会としてご活用ください。
研究部会員の皆様のご参加をお待ちしております。

※本勉強会は「ニューモダリティと有機合成化学」研究部会員限定です。
※本会年会費及び、研究部会費の未納がある場合は、ご参加いただけませんのでご注意ください。
※部会員資格は2022年1月~12月の一年となります。

第8回勉強会・世話人:井上将行(東京大学)、土井隆行(東北大学)、満田勝(中部大学)

プログラム

14:00~14:05【 開会挨拶  研究部会代表幹事 砂塚敏明(北里大学大村智記念研究所 所長・教授)】
※各講演50分(質疑応答含)/敬称略

① 14:05~14:55【座長:土井隆行(部会幹事、東北大学大学院薬学研究科 教授))】

LassoGraft Technology®が拓く新たなバイオロジクスの世界/日本の創薬イノベーションの課題へのチャレンジ
加藤 益弘(ミラバイオロジクス株式会社・代表取締役社長)

  • 世界では、昨今のプレシジョンメディシンを始めとするより細分化した医療ニーズへの挑戦はバイオベンチャーが中心的役割を果たしている。しかし、日本は十分にこの流れに乗っていない。
    一方、当社はRaPIDシステムとLasso Graft Technology®(LGT)の基盤技術を駆使して、いわゆるNeobiologicsを創製している。LGTの汎用性や確実性により、既存の抗体技術を凌駕するバイオ医薬品の創製、指向性遺伝子治療ベクターの開発、さらには、細胞内標的へのバイオ医薬品の応用などが可能になりつつある。研究者の先見性と枠に捉われない発想が生んだRaPIDシステムとLGTが、創薬の世界を変え得る力を持つに至った事例の紹介を通じ、少しでも日本のバイオイノベーション促進の参考となれば幸いである。

② 15:00~15:50 【座長:満田勝(部会幹事、中部大学先端研究センター 特任教授)】

「核酸デリバリーに向けた高分子ナノ医薬の精密構造設計」
宮田 完二郎 (東京大学大学院工学系研究科・教授)

  • 近年、新型コロナウイルスワクチンに用いられるmRNA内包脂質ナノ粒子に代表されるように、「ナノ医薬」に世界的な注目が集まっている。脂質ナノ粒子がワクチンとしての有用性を示した一方で、がんや脳などを標的とするナノ医薬の開発は依然として困難を極めている。この様な背景のもとで、演者らは高分子材料を基盤とする核酸ナノ医薬の研究開発に従事してきた。本講演では、演者らの最近の成果として、組織浸透性に優れる最小スケールのナノ医薬「ユニット型ポリイオンコンプレックス(PIC)」、血液-脳関門を突破し得る糖修飾ミセル型PIC、およびオリゴ核酸分子を膜成分とするベシクル型PICなどを紹介する。

③ 16:00~16:50【座長:井上将行(部会幹事、東京大学大学院薬学系研究科 教授)】

「新規バイオナノトランスポーターの開発と医療応用」
秋吉 一成 (京都大学大学院工学研究科・教授)

  • 生体分子システムを規範としたナノゲル工学(自己組織化ナノゲル基盤材料の設計とワクチン、再生医療応用)、プロテオリポソーム工学(膜タンパク質機能搭載人工細胞の設計と機能)、エクソソーム工学(ハイブリッドエクソソーム、エクソソーム糖鎖工学)を駆使して、種々のバイオ医薬品の徐放制御や選択的輸送を行える機能性ナノ微粒子(バイオナノトランスポーター)の開発とその医療応用に関する研究を展開している。本講演では最近の研究のいくつかを紹介します。

16:50~ 17:35

交流・情報交換会

参加者全員(講師+部会員+部会幹事)による交流・情報交換の時間(同会場にて、飲食なし)

17:35~【 閉会挨拶 中村 浩之(部会幹事、東京工業大学化学生命科学研究所 教授)】

参加費

無料
※ただし、2022年度研究部会員限定とさせていただきます

参加申込方法

研究部会員あてにお送りするご案内メールに記載の「Web申込みフォーム」にてお申し込みください。
締め切り:2022年11月28日(月)※ただし、定員に達し次第締め切りとさせていただきます。
※キャンセル・またはご登録内容の変更は、11月30日(水)までにお申し出ください。

お問合せ

  • 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台1-5 化学会館 内
  • 公益社団法人有機合成化学協会「ニューモダリティと有機合成化学」勉強会係
  • TEL.03-3292-7621 / FAX.03-3292-7622
  • e-mail:tokyo.email.ne.jp